ネッツのショーン・マークスGM、2020-21シーズンの贅沢税を払う意向か

現在、ブルックリン・ネッツはイースタン・カンファレンスで8位につけている。そこにエースのカイリー・アービングが復帰を果たし、さらなるステップアップが期待されている。また、来シーズンにはケビン・デュラントも復帰予定と、さらに楽しみな状況だ。 しかし、現時点で契約下にある選手だけでも来シーズンの総年俸は1億4,000万ドル(約152億円)を超えている。ただ、ショーン・マークスGMは、サラリーキャップ超過のチームに支払い義務のある贅沢税を支払ってでも、戦力強化を推し進める意向を示している。 『ESPN』の取材にマークスGMは、「これから贅沢税を支払うチームになるだろう。それができる機会は限られているが、今がその時だと思う。この躍進を続けていくためにギアを上げていく」と語っている。 現在、ネッツはデュラント、アービングと2022-23シーズンにプレイヤーオプションとなる契約を結んでおり、彼らが契約下にある間に優勝を狙える戦力を整えたいところ。贅沢税を支払う考えをGMが明らかにしたことで、今シーズン終了後にFAとなる主力シューター、ジョー・ハリスと再契約を結ぶ可能性が出てきた。 ここまでハリスは39試合出場で平均14.2得点、4.2リバウンド、3ポイントシュート成功率40.9%を記録。彼が残留すれば大きなプラス材料となるのはもちろん、仮に移籍しても他のビッグネーム獲得に資金をまわせる。マークスGMがオフにどのような決断を下すのか、今季後半戦の戦いも判断材料のひとつになるだろう。

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