ドック・リバースHC「プレイオフに向けた良い教訓となった」

現地12月19日にステイプルズ・センターで行われたロサンゼルス・クリッパーズ対ヒューストン・ロケッツの一戦で、クリッパーズのルー・ウィリアムズとパトリック・べバリーが第4Q(クォーター)の大事な場面で退場処分となった。 普段は冷静なウィリアムズが審判への抗議により退場、その数分後にはべバリーがロケッツのラッセル・ウェストブルックと揉めたことでこちらも退場となり、チームも117-122でロケッツに敗れた。 『ESPN』のオーム・ヤングミサク記者によると、前半終了時に15点リードしておきながら終盤で自滅したことについて、クリッパーズのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は試合後に「チーム全体が落ち着きを失っていた。だが、これは良い経験になった。今回のような出来事(ウィリアムズとべバリーの退場)が、プレイオフの試合の第4Qではなく、今の段階で起こったことは不幸中の幸いだった。我々は、この経験から学ばないといけない。あのような事があったら、必ずテクニカル・ファウルはコールされる。だが、それは自分たちでコントロールすれば防げることだ」と語ったそうだ。 さらに、リバースHCはロケッツとのライバル関係について「(ロケッツと試合をする時は)選手の入退場口に柵を設ける必要があるね。そうすれば、誰も退場せずに済むはずだ。理由は分からないけれど、ロケッツとの間にライバル関係があるのは確かだ。だから、彼らには試合をさせてあげたいんだ」と冗談まじりにコメントした。 また、チームの得点源の1人であるウィリアムズが試合終盤に退場したことについて、リバースHCは「ルーは不満が溜まっていたので、引き下がれなかったようだ。だから、審判に猛然と抗議した。だが、第4Qの大事な場面で、そんなことをするべきではなかった。どんなことがあっても、第4Qにテクニカル・ファウルをコールされてはいけない。特に、ルーはチームのベストスコアラーのうちの1人だからね。ルーの主張が正しかったかどうかは関係ない。彼は、重要な時間帯でコートを去ってはいけない選手なんだ」と、主力選手が最後までコートに残ることの重要性を強調した。

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