新人ザイオンに元NBA選手が警鐘「連戦でプレイさせるべきでは…」

2019年ドラフト全体1位指名でNBAの舞台に飛び込んだ新人ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)は、鳴り物入りで加入するも、右膝半月板損傷で手術を受けたため、いまだ1試合もプレイしていない。元NBA選手たちも“故障癖”に警鐘を鳴らしている。 高校時代に強烈なダンクを連発して注目され、デューク大で平均22.6得点、8.9リバウンドの成績を残すなど、“レブロン・ジェームズの再来”と騒がれたザイオン。しかし、サマーリーグ初戦で膝を痛めると、プレシーズン4試合で平均23.3得点、6.5リバウンド、2.3アシスト、シュート成功率71.4%と活躍して期待が膨らんだなかで右膝半月板損傷により、再び離脱を余儀なくされた。 復帰まで6~8週間と発表されていたなかで、手術からおよそ2カ月が経過。現地12月17日には術後初の練習でジャンプなしのシュートを打ったが、デイビッド・グリフィン球団副社長は「当初予定していた6〜8週間よりも先延ばしになるだろう」と語り、復帰に関してタイムテーブルを設定しない意向を明かしていた。 元オールスターで現在はNBAアナリストを務めるジェイレン・ローズ氏は、『ESPN』の番組でザイオンに言及。「非常に才能があり、彼がバスケットボールをする姿を待てないが、おそらくキャリアで82ゲームをプレイすることはないだろう。そう思わざるを得ないのは残念だ」と故障が輝かしいキャリアを蝕む可能性を示唆した。 また、シカゴ・ブルズなどに所属した元NBA選手で同じくNBAアナリストを務めるジェイ・ウィリアムズ氏も、「最初の数年間は、連戦でプレイさせるべきではないだろうね。彼の体を回復させないといけない。彼をフランチャイズプレイヤーと考えているなら強制はできないけどね」と自身の見解を述べている。 昨季までフランチャイズプレイヤーだったアンソニー・デイビスも年間75試合以上出場したシーズンはなく、ロサンゼルス・レイカーズに移籍した今季もすでに2試合欠場。NBAで最もタフな選手の代表格の1人であるレブロン・ジェームズ(レイカーズ)も全試合出場は16年間で1回しかない。2014年ドラフト1巡目3位指名のジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)は、右足の故障でNBAでの最初の2年間を棒に振っている。 出場制限を設けてプレイすることで、シーズンを通して活躍できるほど健康体になるのか。現役時代、2002年ドラフト1巡目2位で指名されながらバイク事故に遭い契約解除されるなど、怪我で短いキャリアとなったウィリアムズ氏はこのように推測する。 「私は医者ではないので、水晶玉は見れない。そうなることを望むが、彼プレイスタイルが彼を再び怪我させるリスクはあるだろう」 はたしてザイオンは、“レブロン二世”の評判通りの活躍をNBAで見せることができるだろうか。

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