ヒートが狙うPGはクリス・ポールではなくドリュー・ホリデーか

マイアミ・ヒートは、オフシーズンに獲得したジミー・バトラーや若手の奮闘もあり、イースタン・カンファレンスで上位の成績をマークしている。昨シーズン逃したプレイオフへの進出は濃厚で、そこからの勝ち上がりも期待できそうだ。 そんななか、パット・ライリー球団社長の下、過去にも積極的な選手補強を行なってきているヒートが、トレードで更なる補強に動くと予想する声が少なくない。ターゲットは司令塔で、これまでオクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールを狙っていると見られていた。しかし、ここに来て第一希望はニューオーリンズ・ペリカンズのドリュー・ホリデーに変わっていると、『The Ringer』のケビン・オコナー記者が伝えている。 その理由として、オコナー記者は現在のヒートのプレイスタイルについて言及。現地17日の時点でアシストの成績を見ると、ジミー・バトラーがチームトップの1試合平均6.8で、その後はドラン・ドラギッチの5、バム・アデバヨの4.6、ジャスティス・ウィンズロウの4.3と分散されているように、フォワード陣が攻撃の起点となる場面が多い。そうなると、自らを軸にゲームコントロールを行うポールとの戦術的な相性は良くないとオコナー記者は指摘する。 そして、ホリデーについては『ニューヨーク・タイムズ』のマーク・ステイン記者が、ペリカンズはザイオン・ウィリアムソン、ブランドン・イングラムの2人以外については放出可能と伝えている。 ホリデーはPGとしてはもちろん、他の選手とゲームメイクの役割を分担するコンボガードとしてもプレイできる。さらにポールよりもサイズがあり、守備力も高い。そうした観点から、今のヒートにはホリデーの方がフィットしているとオコナー記者は考えているようだ。 今後、ヒートが現地2月7日午前12時半のトレード期限日までに補強に動くのか。そして獲得するとしたら誰をターゲットにするのか、これまで多くのトレードを成立させてきた豪腕ライリーの手腕に注目だ。

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