現地12月14日にダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われたマイアミ・ヒート戦で、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが右足首を捻挫した。ESPNによると、ドンチッチは約2週間の欠場となるようだ。 マーベリックスのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)によると、同18日まではドンチッチの怪我に関する追加情報は発表されないそうだ。マーベリックスは同17日に行われるミルウォーキー・バックス戦のために既にミルウォーキーに移動しているが、ドンチッチはこの遠征には帯同していない。 ヒート戦の試合開始から1分30秒ほど経った場面で、ゴールに向かってドライブインしたドンチッチは、ヒートのケンドリック・ナンの足を踏んで右足首を捻った。ドンチッチは、そのままベースライン沿いの客席の通路に倒れ込んで右脚を抱えた。その後、ロッカールームに下がったドンチッチは、試合には復帰しなかった。 ドンチッチは、この試合は2得点、1リバウンドに終わった。 試合中に行われたX線検査の結果は陰性だったが、試合後の段階でカーライルHCはドンチッチが同17日のバックス戦を欠場することを示唆していた。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ドンチッチの捻挫の度合いは深刻なものではいそうだ。 ESPNのティム・マクマホン記者は「マーベリックスのチームメイトがESPNに語った内容によると、ドンチッチはヒート戦のハーフタイムに、チームトレーナーの監視の下でアンダー・ウォーター・トレッドミル(水の浮力を使って脚への負荷を減らせるランニングマシーン)を使ったワークアウトを開始していたそうだ。これは、ドンチッチの右足首の捻挫の度合いが軽かったことを意味している」と、試合後にリポートしている。 NBA2年目の20歳のドンチッチは、今シーズンは25試合に出場して1試合平均29.3得点、9.6リバウンド、8.9アシストというMVP級の大活躍を見せている。