12/15(日)10時から、ワシントン・ウィザーズとメンフィス・グリズリーズが対戦する。注目は八村塁(ウィザーズ)と渡邊雄太(グリズリーズ)、2人による“日本人対決”が実現するか、という点だ。 開幕から全試合に先発出場するなど、すでに主力として申し分のない貢献をしている八村の出場について疑いの余地はないだろう。先日のシャーロット・ホーネッツ戦では、18点、12リバウンドと開幕戦以来のダブルダブルを達成。リーグが発表しているウィークリーのルーキーランキングでも、最新の第7週で全体3位にランクインを果たした。
一方、2ウェイ契約の渡邊は、12月以降グリズリーズに帯同する機会が増えているものの、4日のブルズセント7日のジャズ戦に4分ずつ出場したのみにとどまっている。下部のGリーグ(メンフィス・ハッスル)では6試合に先発し、平均16.3点、FG成功率51.9%と好調なだけに、NBAのステージでも出番さえ与えられれば、及第点の活躍はできるはずだ。 無論、渡邊のロスター登録は確約されていないため、史上初の快挙が実現するのは先延ばしになるかもしれない。しかし、それでもグリズリーズに注目してしかるべき理由は、新人ジャ・モラントがいるという点にある。平均18.7点を叩き出すスーパールーキーは、果敢なアタックでチームに勢いを与えている。ポイントガードのため、フォワードの八村とのマッチアップは少ないだろうが、同じルーキー同士、熱のこもった攻め合いを期待したい。 NBA Rakutenでは、LEAGUE PASS、BASIC PASS、TEAM PASSで視聴可能だ。