決勝のティップインを決めたモントレズ・ハレル「お互いのことを良く知っていたからできた」

現地11月27日に行われたメンフィス・グリズリーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、試合時間残り2.3秒に決まったモントレズ・ハレルのティップイン・ショットにより、クリッパーズが121-119で勝利した。 ラストショットを託されたクリッパーズのルー・ウィリアムズは、外したシュートのこぼれ球を拾ってくれたハレルについて「俺はあのショットを決められると思っていた。ハレルがティップインを決めてくれて本当に助かったよ」とコメントしている。この日ルーは24得点、13アシストという大活躍を見せ、ハレルは24得点、10リバウンドを記録した。 ハレルとウィリアムズは、リーグトップの1試合平均51.7得点をあげるクリッパーズの強力なベンチ陣を牽引している。 2人の貢献度についてドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は、「ファンタスティックだよ。野球で例えるなら、究極のリリーフ・ピッチャーがベンチに2人いるようなものだ」と語っている。 この日の勝利をたぐり寄せたハレルは「あそこにリバウンドが落ちてくるのが分かっていたんだ。俺たちはお互いのことを良く理解しているから、(ウィリアムズが外したシュートが)大体どこに落ちてくるか分かるんだ。控えメンバーの組み合わせはコロコロ変わるけれど、上手くやっているよ。俺は正しいプレイを遂行し、絶えず戦い続けることを意識している。なぜなら、それが俺の全てだからね。最後まで戦い続けるよ。試合で全てを出し切ることが、俺たちがすべきことなのさ」とコメントしている。 敗れたグリズリーズでは、ヨナス・バランチュナスが30得点、16リバウンド、3アシスト、ジェイ・クラウダーが20得点、4リバウンド、ジャ・モラントが20得点、5リバウンド、11アシスト、ジャレン・ジャクソンJr.が17得点、6リバウンドを記録している。

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