フィラデルフィア・76ersのベン・シモンズが右肩の怪我で、今後3試合を欠場する可能性が高いことを『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ氏が伝えている。 シモンズは11月6日（日本時間7日）のユタ・ジャズ戦でグレード1の関節捻挫を右肩に負い、わずか10分間プレイした後、試合を途中退場していた。 『The Philadelphia Inquirer』のキース・ポンペイ氏は、ロッカールームに戻る際、シモンズは腕を上げることすらままならなかったと怪我の様子を報告している。シモンズは試合の第1クォーターで、ジャズのロイス・オニール相手にポストプレイを仕掛けた際に怪我を発症。相手の胸にぶつかった直後、シモンズは肩を押さえる仕草を見せていた。ポンペイ氏によると、シモンズはその後ベンチでヒートパッドを使用し、肩を温めていたという。 前半残り6分56秒にコートに戻ってきたシモンズだったが、5分20秒の時点で試合を退き、そのまま直接ロッカールームへと下がっていった。 76ersにとってシモンズの離脱は、ジャズのプレイメイカーを抑えるという面で大きな違いとなった。76ersのブレット・ブラウンHCは104対106で敗れた試合後、「彼の不在は特に守備面で痛手だった」と語っている。 『The Athletic』のシャムス・シャラニア氏によれば怪我は右肩関節の軽い捻挫のようで、シモンズは7日（同8日）にデンバーにて再度検査を受ける。 2016年ドラフトの全体1位指名選手のシモンズは、今季6試合で平均15.0得点、6.2リバウンド、7.7アシストを記録している。