未完の大器フェイバーズ、新天地で誓う“10年目の飛躍”

節目のNBA10年目を迎えるデリック・フェイバーズが、新天地のニューオリンズ・ペリカンズで飛躍に燃えている。 2010年にドラフト1巡目3位でNBA入りしたフェイバーズは、1年目途中にニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)からユタ・ジャズへ移籍。近年は、リーグ屈指の守備型センターに成長したルディ・ゴベアの相棒としてPF(パワーフォワード)でプレイしてきた。 このオフにアンソニー・デイビス(現レイカーズ)が抜けたペリカンズへ移籍し、今季は新たなセンターとして期待されている。ジャズ時代はストレッチ4に進化するために多くの時間を長距離シュートの練習に費やしてきたが、新天地では“汚れ仕事”に専念するという。 「3ポイントを打とうとしている。でも、それは僕のメインの焦点じゃない。リバウンドやディフェンス、汚れ仕事のすべて、ペイントやピック&ロールの効率化、他の選手がやらないことを見つけようとしている。3ポイントを打つ機会を得たら、僕はシュートを打つだろう。でも、それは僕にとって小さなことだ。リーグには僕よりも多くの3ポイントを打つ選手がいる。なのに、なぜそれを自分に加えようとするんだい?」 そういったマインドの変化には、リーグ全体のスタイル変遷が背景にあるようだ。 「僕がリーグに入った時はまだポストアップ・リーグだった。レイカーズは(アンドリュー・)バイナムと(パウ・)ガソルの2人のビッグマンがいた。スパーズはティム・ダンカンらビッグラインナップを起用していた。当時はまだビッグマンを中心に攻撃するチームがあったんだ」 現在はビッグマン全盛時代から、ウォリアーズのような“ポジションレス”でどこからでもゲームメイク、得点できる形が主流になっている。そのなかで、敢えて守備や汚れ仕事に専念して、チームの支えになりたいと考えているという。 NBA14年目を迎えるシューターのJJ・レディックは、「彼はコートで貴重な存在だ。多くのことを器用にこなす。はリーグで最高のペリメーターディフェンダーになる潜在能力を秘めている。彼のような選手が必要だ」とフェイバーズに太鼓判を押している。 鳴り物入りで加入したものの、完全開花せぬまま早9年。フェイバーズは節目の10年目に大きな飛躍を遂げるべく、闘志を燃やしている。

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