10月10日に行われたNBA Japan Games 2019 Presented by Rakutenの第2試合は、118-111でヒューストン・ロケッツがトロント・ラプターズに勝利し、第1戦の雪辱を果たした。試合後の記者会見で、ラプターズのマルク・ガソルは以下のように試合を振り返った。 ――今日の試合についての感想は? 今はまだ結果を求める時期ではなく、チームとして一歩ずつ進歩していくことが大切なんだ。まだお互いの意識を共有できていないところもあるから、相手がどういったことを仕掛けてくるかを理解した上で、気持ちをすり合わせてチームの完成度を高めていきたい。今日は残念ながら負けてしまったが、しっかりと試合を分析し、どういう部分で改善が必要かトロントに帰ってから探っていくよ。 ――ワールドカップ以降では初めての実戦となりましたが、プレイした感触は? とても良かった。コートに立てて本当に興奮したし、動きも読みも感触は悪くなかったね。ここ3週間はコンタクトなしの練習を続けてきたけど、久々の実戦ということを考えれば結果には満足しているよ。 ――あなたはチームにおける守備の要ですが、今日のチームディフェンスはどうでしたか? 当然といえばそうなんだけど、良いこともあったし、反省するべき点もあった。お互い積極的にコミュニケーションは取りながら、色々と新しいことを試していたんだ。必ずしもそれは良い結果に繋がるわけではないけど、現時点ではどれだけ手札を増やせるかということの方が大事だからね。 ――優勝を飾った2006年のワールドカップ以来、13年ぶりにさいたまスーパーアリーナでプレイした感想は? 第1戦の試合後、ロッカーに戻る途中に会場を見渡していたんだけど、ギリシャと戦った決勝戦、またトロフィーを掲げた時の思い出が蘇ったよ。13年前より会場の雰囲気は少し現代的になったけど、優勝を果たした当時の感情や光景は今でも鮮明に覚えているんだ。