10月10日、さいたまスーパーアリーナで開催された「NBA JAPAN GAMAES 2019」でトロント・ラプターズとヒューストン・ロケッツが対戦し、118-111でロケッツが勝利した。 この日の主役はロケッツのジェームズ・ハーデンだった。第1戦でも34点を挙げたハーデンは、第2戦でもエンジン全開。チーム最初の得点を自ら奪うと、第1Qだけで9得点をマーク。伝家の宝刀であるステップバック3ポイントやクロスオーバーを次々と繰り出し、27分でゲームハイタイの22点を奪った。さらにはプレーメークでもチームをリードし、9アシストを記録した。 25分プレイした相棒ラッセル・ウェストブルックも果敢にシュートを狙い、ハーデンと並ぶ22点。さらには4アシスト、3スティールとマルチに活躍し、ファンを歓喜させた。 試合は第3クォーター終了時点で90-90の同点だったが、最終Qでロケッツが28-21と走って勝負あり。129-134と逆転負けを喫した第1戦の雪辱を果たした。 なお、ラプターズはOG・アヌノビー、パスカル・シアカム、サージ・イバカ、ノーマン・パウエル、フレッド・バンブリートの5人、ロケッツはエリック・ゴードン、PJ・タッカー、クリント・カペラ、ラッセル・ウェストブルック、ジェームズ・ハーデンが先発。パスカルが16点、7リバウンド、イバカが12点、8リバウンド、ゴードンが14点、カペラが10点をマークした。