10月8日と10日に、さいたまスーパーアリーナで開催される「NBA Japan Games 2019 Presented by Rakuten」のために来日中のトロント・ラプターズが7日に公開練習を行った。練習前に実施されたインタビューセッションで、マルク・ガソルは以下のようにコメントしている。 ――NBAとワールドカップの同年優勝を達成した史上2人目の選手となった今の心境は? またこの経験を2連覇に向けてどう生かしますか? 同じ年にNBAとワールドカップを優勝するということは滅多にないことなのでとても嬉しいし、出来るだけポジティブな気持ちでいたいと思います。普段の練習からたくさん笑って、仲間のモチベーションを上げていきたいですね。ほぼ休みなくプレイすることは非常にタフな挑戦ですが、この困難に立ち向かえることは素晴らしいことで、新たなシーズンが始まることについてとても楽しみにしています。 ――ラプターズは国際色豊かなチームですが、今回のようなグローバルイベントに参加することは、チーム、またNBAにとってどのような意味を持つと思いますか? いつも同じ場所、同じルーティンでプレイしていると、バスケットボールが世界中でどんどんと成長しているという事実に気付けない時があります。だからこそ、このように他の国に来てプレイをするということは、そのようなことを確認するいい機会となります。日本のファンの方々からも、細かい戦術について質問されることがありますが、そういったことから彼らがこのスポーツに対してとても真剣であることに気付かされます。それはとても素晴らしいことだと思いますし、個人的にも嬉しいですね。チームとしてもこういった海外でのイベントは、団結力を高めるいい経験になると思いますし、慣れていない場所で共に行動することでケミストリーがより強固になると感じています。 ――優勝を果たした2006年のワールドカップ以来、13年ぶりにさいたまスーパーアリーナでプレイすることになりますね。 改めて考えるとクレイジーなことですよね。一周して戻ってきたような感じでとても嬉しいです。少し前にパウにも「前と同じ場所に行くのか?」と聞かれました。全て同じになるかは分かりませんが、同じ会場でプレイできることは本当に素晴らしいです。