FIBAワールドカップの舞台で自らの真価を証明する八村塁

八村塁は、今夏メキメキと力をつけている。 そして何よりも、自分に自信を持っている。 今年6月のNBAドラフト1巡目全体9位指名でワシントン・ウィザースに入団した八村は、NBAサマーリーグでプレーした後、現在はFIBAワールドカップで日本代表の一員として奮闘中だ。 日本代表は、9月3日に行われたチェコ共和国戦に76-89で破れたため、残念ながらファーストラウンドでの敗退が決定し、17位〜32位決定戦に回ることとなった。だが、八村は今回のFIBAワールドカップで日本代表に大きな伸び代が残されていることを感じ取ったようだ。 「とても目まぐるしい日々でした。ドラフトで指名され、ワシントンに行き、ミニキャンプをして、サマーリーグでプレイして、そして今はFIBAワールドカップでプレイしています。とても慌ただしい夏だったけれど、この経験、そしてこのプロセスを楽しんでいます。この夏に、色々な場所で多くの試合をプレイしました。どれだけ成長できたかは分かりませんが、かなり自信を付けることができました」とコメントしている。 日本代表は、今夏のFIBAワールドカップでこれまでに2試合を消化し、9月5日にはアメリカ戦を控えている。 ここまでの2試合で、八村は1試合平均18得点、6.5リバウンド、3アシスト、1.5スティール、フィールドゴール成功率50%という堂々たる活躍を見せた。 八村に帯同しているウィザーズのトミー・シェパードGM(ゼネラルマネージャー)は、八村について「彼はNBAでも非常に良い選手になるだろう。彼には非常に多くの伸び代が残されている。まだまだ学ぶべきことも多いが、彼は素晴らしいスキルと素晴らしい意志を持っているので、我々は時間をかけて彼の成長を見守るつもりだ」とコメントしている。 八村は、ラスベガスで開催されたサマーリーグの3試合で平均19.3得点と活躍し、既にその潜在能力を証明していた。そして、さいたまスーパーアリーナで2万人近い観衆を集めたドイツ代表との親善試合で、八村は31得点を叩き出し、チームを勝利に導いた。彼の実力を目の当たりにした日本のバスケットボール・ファンが大挙して中国までFIBAワールドカップの観戦に訪れていることからも、彼の注目度は明らかだ。 日本代表のニック・ファジーカスは「塁は才能に溢れている。彼は練習熱心だし、面白い人間だ」とコメントしている。 日本でバスケットボール人気が高まっている理由は幾つかある。来年に東京オリンピックを控えていることはもちろん、10月にはトロント・ラプターズとヒューストン・ロケッツのジャパンゲームも開催される。日本国内でNBAの試合が行われるのは、2003年以来だ。 そして、ゴンザガ大でプレーした昨シーズンにウェスト・コースト・カンファレンス・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いた八村がNBA入りを果たした。彼は、NBAに1巡目指名された史上初の日本人選手になった。これまでにNBAでプレーした日本人選手は、田臥勇太と渡邊雄太だけだ。全てベンチからの出場だった田臥と渡邊は、2人合わせて19試合の出場試合で合計46点しか記録していない。 八村はNBAデビューに向けて「シーズンが楽しみです」と意気込みを語っている。

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