かつてゴールデンステイト・ウォリアーズのセンターとして活躍したザザ・パチューリアが、コンサルタントとしてチームに戻ってくる。 現地8月29日、ウォリアーズがスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)のコーチング・スタッフと、マイク・ダンリービーJr.のアシスタント・ゼネラルマネージャーへの昇格を発表した。 パチューリアは、2017年と2018年のウォリアーズの2連覇に貢献した後、昨シーズンはデトロイト・ピストンズでプレーして16年の現役生活に幕を閉じた。 パチューリアは、今シーズンからサンフランシスコのチェイス・センターに移転するウォリアーズで新たなキャリアをスタートさせることを以前から切望していたそうだ。 ウォリアーズのスタッフになったことについて、パチューリアは「とても興奮しているし、楽しみにしている。きっと楽しいプロセスになるはずだ」というテキストメッセージをメディアに送っている。 パチューリアは、2016-17シーズンのプレイオフには15試合に先発したが、2017-18シーズンのレギュラーシーズンは7試合にしか出場できなかった(先発出場は無し)。しかし、彼が持つチーム優先の精神は、ウォリアーズに良い影響を与えていた。彼は、コンサルタントとしてビジネスとバスケットボールの両面でチームの運営を手助けするはずだ。 昨シーズン、ウォリアーズのスカウトを務めたダンリービーJr.は、2002年から2007年まで選手としてウォリアーズでプレーした経験を持っている。 また、直近の2シーズンはウォリアーズ傘下のGリーグチームのサンタクルズ・ウォリアーズでヘッドコーチを務め、今夏のウォリアーズのサマーリーグ・チームのヘッドコーチも務めたアーロン・マイルズが、選手育成コーチに就任した。そのほか、テオ・ロバートソン、ルーク・ラウクス、セス・クーパーらもチームに戻ってくる。ラウクスは、2WAYコーチとしてサンタクルズ・ウォリアーズのコーチも務める。 アシスタントコーチ陣は、昨年と同じくマイク・ブラウン、ジャロン・コリンズ、ブルース・フライザー、ロン・アダムスらが務め、選手育成のディレクターはクリス・デマルコが務める。 さらに、オーナーのジョー・ヤコブ氏の2人の息子には新たな仕事が与えられた。アシスタントGMを6年間務めたカーク・ヤコブ氏はバスケットボール運営部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデントに、ケント・ヤコブ氏はチーム育成のディレクターに、それぞれ昇格している。