現地8月19日、アトランタ・ホークスがバスケットボール運営部門の人事を発表した。 今回の人事で最も大きなニュースは、トラビス・シュレンク氏がバスケットボール運営部門代表兼GM(ゼネラルマネージャー)に昇格したことだ。 シュレンク氏の昇格のほかにも、ホークスはチェルシー・レーン氏(バイス・プレジデント・オブ・アスレチック・パフォーマンス・アンド・スポーツ・メディシン)、ダン・マルチネス氏(バイス・プレジデント・オブ・チーム・オペレーション)、デレク・ピアース氏(バイス・プレジデント・オブ・プレイヤー・パーソネル)ら、複数の人事を発表している。 ホークスの主要オーナーのトニー・レスラー氏は「我々は、トラビスによるこれまでの球団運営に非常に満足している。彼はドラフトで素晴らしい若手コアメンバーを指名し、ロイド・ピアースという若くて才能溢れるヘッドコーチを獲得した。そのうえで、我々には、今後長期にわたってNBAで戦う上でのサラリーの柔軟性が残されている」と、シュレンク氏の働きを高く評価した。 この日、ホークスは、ベテランNBAスカウトとして有名なステフィン・ギレス氏をプロ・プレイヤー・パーソネル・スカウトに任命したことも発表している。 直近の3シーズン、ホークスのバスケットボール運営部門を率いてきたシュレンク氏は、NBAで20年近く仕事をしている人物だ。ホークスに来る前に、彼はゴールデンステイト・ウォリアーズで13年間仕事をしており、最後の6年間はアシスタント・ゼネラル・マネージャーとして手腕を発揮していた。彼の就任中に、ウォリアーズは3年連続でNBAファイナルに進出し、2度優勝している。