怪我人続出のペリカンズ、ザイオン・ウィリアムソンがチームの1対1偏重を警戒「何とかできると信じすぎる」

ニューオーリンズ・ペリカンズは開幕2連勝の後、3連敗を喫した。怪我人が多い中で、6年目を迎えたザイオン・ウィリアムソンはチームが抱える課題に触れている。『The Athletic』のウィリアム・ギロリー記者が伝えた。 ペリカンズは開幕戦でシカゴ・ブルズに勝利するなど2連勝スタートを切ったが、その後にポートランド・トレイルブレイザーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズとの2連戦に敗れて3連敗。アウェー4連戦を1勝3敗と負け越して迎えた日本時間11月2日(現地1日)のインディアナ・ペイサーズ戦を125-118で制し、勝率5割に戻した。 ブランドン・イングラムがチームトップの平均23.0得点、ウィリアムソンが平均21.4得点と続いて攻撃を牽引しているが、平均18.8得点を挙げているCJ・マッカラムが右内転筋の張りで離脱。期待の新加入デジョンテ・マレーが手首の骨折、トレイ・マーフィーがハムストリングの張り、ハーブ・ジョーンズが右肩の張りで欠場と負傷者が相次いでいる。 10月30日(同29日)のウォリアーズ戦ではウィリアムソンとイングラムで計61得点を挙げるも18点差で敗戦。逆にペイサーズ戦では2人がチームの最後の28得点中25得点をマークして勝利を手繰り寄せたが、1対1に頼り過ぎると苦戦するとウィリアムソンは理解しているという。 「僕とB.I.(イングラム)がコートにいる時、どちらかが2~4人のディフェンダーを相手にしても何とかできると信じすぎて、攻撃が停滞してしまうのだと思う」 2年目のジョーダン・ホーキンスはウィリアムソンとイングラムについて、「彼らはすでに攻撃面で大きな負担を背負っているが、もっと重い負担を背負わないといけない。でも、彼らはその準備ができている」とコメント。指揮を執るウィリー・グリーンHC(ヘッドコーチ)も、「彼らはチームが今、自分たちのリーダーシップに頼っていることを知っている」と、強力デュオに期待を寄せていた。

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