8月1日（木）、楽天グループ株式会社が東京ビッグサイトにて開催しているイベント「Rakuten Optimism（楽天オプティミズム）」に、メンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.が来場した。「NBA Rakuten」ブースで行なわれた佐々木クリスさんとのトークショーでは、来日中に行った場所、かつてのチームメイトである渡邊雄太、そして今夏グリズリーズとエグジビット10契約に合意した河村勇輝について語った。 クリスさんとのトークショー（概要）は以下の通り。なお、「Rakuten Optimism」は8月4日（日）まで開催されている。 クリス：日本は初めて？ ジャクソンJr.：初めてだね。でもこれが最後になることは絶対ないよ。日本は素晴らしい所だから。 クリス：楽天グループは日本でNBAの試合を配信している会社です。楽天の事は知っていましたか？ ジャクソンJr.：もちろん知っているよ。そして今日はどんな感じになるのか全然予想できなかったんだけど、ものすごい雰囲気だし、これが今日一番のイベントなのは間違いないって思ったね。 クリス：「Rakuten Optimism」では様々な事業部がブースを展示しています。オフコートのビジネスには興味がありますか？ ジャクソンJr.：友達がアパレルのブランドを立ち上げていてそれを手伝おうと思っているんだ。日本に来て多くのインスピレーションを受けているよ。日本は常に最先端の物を売り出す場所だから。そういう認識がない人は、日本に来たことがない人だろうね。 クリス：日本へのリスペクトが感じられます。今回の来日ではどこへ行ったのですか？ ジャクソンJr. ：昨日は奥多摩に行って自然を感じてきたよ。ショッピングも楽しみにしていたから3日連続で行ったし、この後も行く予定さ。買い物するには最高の場所だからね。渋谷の交差点にも言ったよ。5回ぐらい渡ったし、そこで傘を差したりもした。とにかくやることが多いから、もっと長い期間で滞在するべきだったよ。 クリス：何か楽しみにしていた食べ物は？ ルーキーイヤーには渡邊雄太選手と寿司を食べている動画が公開されていましたよね。 ジャクソンJr.：寿司はいいよね。そして雄太については心の友って思っているんだ。今回日本へ行くにあたって連絡も入れたんだ。いつも自分がいない時にアメリカから選手たちが日本に来るのは何なんだって、冗談を言っていたよ（笑）。とにかく雄太は日本を代表するような人物だと思う。尊敬しているよ。 クリス：日本の河村勇輝選手のことも知っていますか？ ジャクソンJr.：彼はヤバいね。FIBAワールドカップの時、自分たちは負けてしまった大会だけど、それは置いておいて彼がすごいプレイしていたのを覚えている。誰もが彼のことを注目していた。自分も朝食や夕食の時に彼のハイライトを観ていたんだ。ファンの盛り上がりも凄かったし、本当に彼の活躍はクレイジーだったね。 クリス：NBA入りを目指す河村選手に何かアドバイスは？ ジャクソンJr.：彼はならないと思うけど、もしナーバスになっていれば、自分らしくあれってことかな。彼らしくボールを回して、プレイメイクをする。そうすればボールはまた戻ってくるからね。そしてオープンの時はシュートを狙う。とにかく彼らしくプレイして欲しい。そうすれば大丈夫だよ。 クリス：グリズリーズに入ったらディフェンスも重要ですよね？ ジャクソンJr.：ちょっとで十分だよ。 クリス：それは君がいるから？ ジャクソンJr.：そう、後ろは自分が守っているからね。だから大丈夫さ。 クリス：日本のファンにメッセージを。 ジャクソンJr.：みんなのことを愛している。自分、グリズリーズ、そしてNBAに対する皆さんの愛をすごく感じているよ。今回は1人で来たけど、他のチームメイトが来ていたら全員同じ気持ちだと思う。そういった愛を人から人に繋げて、循環させていこう。