シーズン終了の会見に応じたオクラホマシティ・サンダーのサム・プレスティGM(ジェネラルマネージャー)が、シーズン途中にシャーロット・ホーネッツからゴードン・ヘイワードを獲得したトレードについて、「失敗だった」と振り返った。 ヘイワードは2月にトレードでサンダーに加入して以降、26試合で平均17.2分の出場、5.3点にとどまった。さらにプレイオフでは無得点に終わっている。プレスティGMは元オールスターのヘイワードを活かせなかったことについて、「私の責任」と述べるとともに、自身も「このチームを学ぼうとしている」と成長過程にあると説明した。 サンダーはウェストのトップシードでプレイオフ臨んだものの、カンファレンス準決勝でダラス・マーベリックスに2勝4敗で敗れている。 サンダーはヘイワード獲得のために、トレイ・マン、バシリイェ・ミチッチ、ダービス・ベルターンス、2024年と2025年の2巡目指名権を差し出していた。ヘイワードはホーネッツで平均14.5点、4.7リバウンド、4.6アシストを記録していたものの、左ふくらはぎの怪我で12月末からプレイしていなかった。 先週ヘイワードはサンダーでの役割について「失望した」「フラストレーションだった」と語っていた。「自分は選手として(チームに)提供できるものがたくさんあると感じている。ただ、その機会があまり与えられなかった」と、不満をあらわにしていたのだ。ヘイワードは今季終了後にフリーエージェントとなるが、恐らく新天地を探すこととなるだろう。 プレスティGMは「このトレードを完璧に予測できたとは思えない。シーズン中盤、特にチームにとって早い段階で誰かを獲得するという点で、このトレードから学ぼうと思っている」と、今後に生かすことを強調した。