日本時間5月8日(現地7日)、オクラホマシティ・サンダーはダラス・マーベリックスとプレイオフ・カンファレンス準決勝第1戦を戦い、117-95で快勝した。サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが29点、9リバウンド、9アシストをマークした一方で、マーベリックスのルカ・ドンチッチはフィールドゴールが6/19、3ポイントが1/8とシュートタッチに苦しみ、ターンオーバーも5つ記録してしまった。 試合後、シュート成功率について問われたドンチッチは、「そんなことはどうでもいい。負けてしまったから、次の試合に向けて切り替えるだけだ。もっと良くなければ」と振り返っている。 サンダーはドンチッチを封じるべく、リーグ随一のペリメーター・ディフェンダーであるルーゲンツ・ドートがマークを担当。その働きぶりには、サンダーのマーク・デイグノートHC(ヘッドコーチ)も「ドンチッチは本当にタフな相手。素晴らしい選手だけど、今夜は本調子ではなかった。ルーが彼を苦しめたんだ」と絶賛した。 さらにサンダーは、チェット・ホルムグレンが19点、7リバウンド、3ブロックを記録。ジェイレン・ウィリアムズは、第3クォーターまでショットに苦しんだものの、第4クォーターだけで18点中10点を叩き出してみせた。 一方のマーベリックスはカイリー・アービングが20点、ダニエル・ギャフォードが16点、11リバウンド、5ブロックをマークしたものの、敵地で先手を取るには至らず。 続く第2戦もサンダーの本拠地で行なわれるが、マーベリックスは1回戦の第2戦でロサンゼルス・クリッパーズからホームコート・アドバンテージを奪っている。それだけにデイグノートHCは、「相手を過小評価してはいけない」と快勝した試合後でも警鐘を鳴らしている。 敗れたドンチッチは、「彼らはディフェンスもオフェンスも素晴らしいチーム。簡単には勝てないよ。僕たちは48分間集中して、とても良いバスケットボールをプレイしなければならない」と、プレイの質を上げる必要があると語った。 第2戦は10日(同9日)に行なわれる予定だ。