2023-24シーズンより、MVPなどの個人賞やオールNBAチームへの選出などは、レギュラーシーズン65試合以上出場した選手のみが対象となっている。シーズン終盤戦に突入した今、すでに対象外となってしまった選手、今後対象外になってしまう可能性がある選手を『NBC Sports』が紹介している。 ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers) ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート) ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス) ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ) ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ) OG・アヌノビー(ニューヨーク・ニックス) エバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ) クリスタプス・ポルジンギス(ボストン・セルティックス) カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス) ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ) ブラッドリー・ビール(フェニックス・サンズ) 上記のリストは、MVP、オールNBAチーム、オールディフェンシブチーム入りなどの可能性があったと考えられる選手たちだ。もちろんまだ投票段階ではないが、チーム系のタイトルであれば3rdまであるため、もし投票対象であれば票を得ていたことは十分考えられる。 なお、マレーはこれまで16試合しか欠場しておらず最大66試合に出場できるが、アワードの対象条件においては1試合20分プレイしなければ出場とカウントされない。マレーは負傷退場のため出場時間が20分以下だった試合が2度あった。 続いて以下は、今後上記リスト入りしてしまう可能性が高い選手たちだ。 タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ):あと4試合 デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ):あと3試合 トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス):指の手術のため2月末から欠場中。現在51試合に出場 カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ):左膝半月板を手術し離脱中。現在60試合に出場 アルペラン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ):右足首と右膝を負傷し離脱中。現在63試合に出場 5人はオールNBAチーム、さらにシェングンはMIPも候補者の1人として挙げられるべき存在だが、ギリギリ規定には届かなそうだ。 そもそもこのルールは、労使協定の交渉の際に82試合の80%は出場することを求めると決められたものだった。とはいえ新ルールに対する反発は多く、多くの選手が不満のコメントを残している。