日本時間2月17日(現地16日)に行なわれたライジングスターズでは、インディアナ・ペイサーズのベネディクト・マサリンがMVPに輝いた。チーム・ジェイレンの一員として出場したマサリンは、コートサイドでペイサーズのチームメイトであるタイリース・ハリバートン、マイルス・ターナー、オビ・トッピンが見守るなか、セミファイナルのチーム・タミカ戦で18点、ファイナルのチーム・デトレフ戦でもマルチに活躍し、優勝に貢献した。 地元ゲインブリッジ・フィールドハウス開催のNBAオールスターということもあり、アリーナではマサリンに対するMVPチャントが聞かれた。試合後マサリンは、「楽しかった。チャントを聞けて良かったよ。NBAであのような感覚を味わったことはない。いつかMVPになりたいと思っているから、キャリア初期にこうした体験ができたのは素晴らしいね」と振り返った。 戦前に注目されていたチーム・パウのビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)は、11点、7リバウンド、2ブロックを記録したものの、Gリーガーで構成されたチーム・デトレフに敗れた。 翌日にはスキルズチャレンジへの出場を控えているウェンバンヤマは、「勝ちたかったし、負けるのは嫌だけど、同時にやることもたくさんある。週末にやるべきことをひとつ終えられたのは良かったよ」とコメントしている。 ライジングスターズは2023年からルーキー、2年目の選手、Gリーガーが4チームに分かれて対戦する方式となった。セミファイナルは40点、ファイナルは25点先取で競われる。