レギュラーシーズンも折り返しを迎えた現在、リーグトップの31勝9敗を挙げているのはボストン・セルティックスだ。ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンに加えて、今季から加入したドリュー・ホリデー、クリスタプス・ポルジンギスなど役者が揃い、2008年以来となる優勝に向けて視界良好だ。 しかし、チームの快進撃を支えるのは4人だけではない。日本時間1月16日（現地15日）のトロント・ラプターズ戦では、デリック・ホワイトがホリデーと並ぶチームハイの22点を記録。3ポイントを5本沈め、局面でも重要な一発を決めるなど存在感を発揮した。そんなホワイトのパフォーマンスをホリデーが絶賛している。 『NBC Sports Boston』のアビー・チン記者にホワイトについて聞かれたホリデーは、「彼はオールスターだ。彼がチームのためにやっていることはあまり気づかれるものではないかもしれない。だけど、コーナーからビッグショットを決めたり、彼のプレイの仕方、チームを牽引する力が素晴らしい」と答えている。 今季ホワイトが記録している平均15.9点、3.9リバウンド、3ポイント成功率41.2%はキャリアハイ。さらにディフェンスでも貢献しており、今季トータルの42ブロックは全ガードの中で2番目に多い。 テイタム、ブラウン、ポルジンギス、ホリデーに注目されがちなセルティックスだが、ホワイトの攻守にわたる貢献もチームの躍進には欠かせない要素となっている。