ブルズの「リング・オブ・オナー」表彰式で元GMクラウス氏の妻にブーイング…OBカーHCはファンに苦言「恥ずべき」

シカゴ・ブルズは日本時間1月13日(現地12日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦のハーフタイムに、フランチャイズの歴史を通して特別な貢献をした過去の選手たちやコーチ陣、フロントオフィスで尽力した人たちを表彰して称える「リング・オブ・オナー」の表彰式を実施。元GM(ゼネラルマネージャー)の故ジェリー・クラウスも表彰されたが、代わりに出席した妻セルマさんに対して地元ファンがブーイングし、関係者も悲しんでいる。『NBC Sports Bay Area』のジョーダン・エリオット記者が伝えた。 ブルズはフランチャイズ創設58シーズン目を迎えた今季、初のリング・オブ・オナーを発表。個人としてはマイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマン、アーティス・ギルモア、フィル・ジャクソン、ジョニー・“レッド”・カー、ディック・クライン、ジェリー・クラウス、トニー・クーコッチ、ボブ・ラブ、ジェリー・スローン、チェット・ウォーカー、テックス・ウィンターの計13人、そして当時NBA記録の72勝を挙げた1995-96シーズンのチームがその対象となった。 スカウト出身だったクラウスは1985年にブルズのGMに就任。当時まだ実績がなかったフィル・ジャクソンHC(ヘッドコーチ)の抜擢、ドラフトでのピッペンの獲得、ロッドマンを含めた多くの戦力補強に手腕を発揮して、1991~93年、96~98年と2度の3連覇を達成したチームの地位を高めた。 2017年に死去し、功績を称えられてユナイテッド・センターにバナーが掲げられているクラウス。今回のリング・オブ・オナーの表彰式で追悼ビデオがアリーナに流れ、クラウスの代理人を務めた妻セルマさんが巨大スクリーンに映し出されると、ユナイテッド・センターのブルズファンからはブーイングが起こった。 ブルズOBでウォリアーズを率いるスティーブ・カーHCは試合後、「私は(ブーイングを直接)聞いていない。ロッカールームにいたけど、教えてもらった。明らかに恥ずべきことだ。信じられない。何を考えているんだ? ジェリーは素晴らしい仕事をしてチームを作り上げた。ブーイングをしなかったファンもたくさんいたはずだが、ブーイングをした人々は恥を知るべきだ」と、疑問を呈した。 また、ブルズの元選手で現在は『NBC Sports Chicago』のアナリストを務めるステイシー・キングも「シカゴはスポーツの街だが、ジェリー・クラウスと、彼のためにこの栄誉を受け取ろうとした彼の奥さんにブーイングを浴びせた人々を目撃した。奥さんのことを思うと胸が痛む。彼女にブーイングを浴びせた人々は恥を知るべきだ」と言及。ブルズのデマー・デローザンも「彼の家族があんなこと(ブーイング)に耐えなければならないなんて最悪だ。彼が築き上げたものを奪うことはできない。ジェリーがいなければ、歴史的なシカゴ・ブルズの歴史は存在しなかった。バスケットボールがある限り、彼の功績を称えなければならない」と、クラウスはブーイングされるべき人物ではないと説いていた。

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