ラプターズ移籍のRJ・バレットが地元でのプレイに意欲「ファンに誇りに感じてもらいたい」

トロント・ラプターズは日本時間2023年12月31日(現地30日)、ニューヨーク・ニックスからトレードでRJ・バレット、イマニュエル・クイックリー、2024年ドラフト2巡目指名権を獲得した。トロント出身のバレットは、故郷でのプレイを粋に感じているという。『トロント・サン』のフランク・ジカレリ記者が伝えた。 トロント出身でカナダ代表でもある23歳のバレットはプロ5年目の今季、ニックスで26試合に出場して平均18.2得点、4.3リバウンド、2.4アシストを記録。そのなかで、12月31日にラプターズへのトレードは正式成立した。ラプターズのマサイ・ウジリ球団社長は、「RJは多才なウイングで、故郷(トロント)ではよく知られている。ラプターズのユニフォームを着た彼を見ることは、我々のファンにとって、そしてすべてのカナダ人にとって特別な瞬間になるだろう」と、バレットの獲得を喜んだ。 バレットも故郷のトロントでプレイすることを粋に感じているという。 「家族は応援してくれているし、友人たちも興奮している。歓迎してくれて、感謝している。ラプターズのためにプレイすることはつまり、国(カナダ)のためにプレイするのと同じだ。ファンに誇りを感じてもらいたい。故郷に戻ると、違う気持ちになる。バスケットボールは僕がプレイするスポーツであり、仕事でもある。このチームを信じているし、どうすればトップチームの1つになれるかを考える。そこにたどり着けたら、もっと素晴らしい気分になるだろう」 ラプターズは現在12勝20敗でイースト12位。昨季もプレイオフ進出を逃しており、バレットは「故郷に戻って家族や友人の前でプレイし、ずっと大好きだったチームを(優勝した)2019年の状態に戻したいと思わない選手はいないだろう」と、2018-19シーズンにリーグ優勝した頃の輝きを取り戻させることに意欲を燃やしていた。

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