日本時間8月23日(現地22日)、NBAはフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のジェームズ・ハーデンが15日(同14日)と18日(同17日)に、他チームにトレードされない限り契約で求められる責務を遂行しないことを示す発言をしたとして、10万ドルの罰金処分を科したと発表した。 ハーデンへの面談を含むリーグの調査により、これらのコメントは、シクサーズがトレード要求に応じないというハーデンの考えに基づいたものであったことが確認された。 ロサンゼルス・クリッパーズへの移籍を望んでいるとされるハーデンは、契約するアディダスのツアーで中国を訪れた際に、ダリル・モーリーGM(ジェネラルマネージャー)について「嘘つき」と発言していた。 『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、ハーデンはモーリーGMからすぐにトレードに出すと伝えられたため、2023-24シーズンのプレイヤーオプション(3560万ドル)を行使したと伝えている。しかし両チームは交渉を行なったものの合意に達せず。シクサーズはこのままハーデンをキープするつもりでいると報じられている。