ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、今オフのトレードでワシントン・ウィザーズに移籍したジョーダン・プールへの思いを明かした。ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージが運営するポッドキャスト番組『Podcast P with Paul George』に出演したトンプソンは、プロ入りから4シーズンにわたって苦楽を共にしてきたプールについて、「クリス(ポール)のような選手とプレイできるのは光栄なことだが、ジョーダンを失うのは本当に辛い」と語っている。 「試合でシュートが2/15しか決まらなかった後、彼が練習場でシュートを打っているのを見て、若い頃の自分を思い出した。オラクル(アリーナ)でシュートが酷かった夜には、オークランドのダウンタウンにある練習場まで車を走らせたものさ。JPが同じ道を歩んでいるのを見て、『こいつは特別な存在になる』と思ったよ」 キャリア1年目の2019-20シーズンこそ平均8.8点、FG成功率33.3%だったプールだが、優勝した3年目の2021-22シーズンには、平均18.5点、FG成功率44.8%とブレイク。トンプソンも、「彼がいなければ優勝はなかった」と、プールの貢献を認めている。 移籍後も関係性は継続しており、先週にはカリーを含めてともにワークアウトを行なう映像がSNSに公開されている。トンプソンは「先週会えてよかったよ。ウィザーズのギアを着ているのを見るのは奇妙だったけど、彼はステフと僕の弟みたいなものだからね。ウィザーズで活躍するだろうし、それは自分にとっても嬉しいことだ」と、新天地でのさらなる飛躍に期待を寄せた。