日本時間8月4日(現地3日)、シャーロット・ホーネッツを運営するホーネッツ・スポーツ&エンターテインメントは、マイケル・ジョーダンからゲイブ・プロトキンとリック・シュナルが率いるグループへホーネッツの過半数株式の売却が完了したと発表した。この売却はNBA理事会によって承認された。 これに伴い、13年にわたって筆頭オーナーを務めてきたジョーダンが、チーム公式ホームページでファンに向けたメッセージを公開している。 「ありがとう、でもさよならじゃない」との書き出しで始まるメッセージには、オーナーになってからの思い出、ファンやシャーロット、リーグへの感謝などが綴られている。 「13年前、私はシャーロット・ホーネッツのオーナーになる栄誉を得た。故郷であり、愛する街でNBAのフランチャイズを所有するチャンスは、まさに夢のような出来事だった」と、オーナー就任当初を振り返った。さらに、「スペクトラム・センターに駆けつけてくれて、試合日にリーグ最高の雰囲気をもたらしてくれた素晴らしいホーネッツファンの皆さん、あなたたちの情熱と激しさは群を抜いていた。ありがとう、バズシティ!」とファンへの謝意を語った。 今後についてジョーダンは、「家族や自分の興味、そしていくつかの新しいチャレンジに集中するのに適切な時期。将来がどうなるのか楽しみだし、新しい役割でチームと地域社会を末永くサポートできることを楽しみにしている」と記した。チーム売却後も一部の株式を所有し続けることもあって、何らかの形でホーネッツに携わり続けると見られている。