【独占インタビュー】ウォリアーズダンサーMariさん「夢を持った瞬間、毎日がやりがいに満ちたものになる」

NBAで活躍する日本人は、八村塁や渡邊雄太だけではない。コーチ、ダンサー、DJ、トレーナーと、様々な形でリーグやチームに携わり、そして貢献している。今回「NBA Rakuten」がインタビューしたMariさんもその1人だ。4歳からクラシックバレエを習い、その後中学、高校、大学ではチアダンスで活躍。2022-23シーズンはゴールデンステイト・ウォリアーズのダンスチームの一員として、チームやコミュニティを鼓舞し続けた。 Mariさんがウォリアーズのダンスチームに加入するまでの道のりや、普段心掛けていること、ウォリアーズという組織について聞いた。なお、インタビューはウォリアーズが保有する「ウォリアーズ・コミュニティ財団」と楽天グループ株式会社の共同企画によってコート改修を実施した、世田谷区「池之上青少年交流センター」にて行なわれた。

NBAは規模が大きいし全部がすごい

――2022年9月にMariさんのウォリアーズ・ダンスチーム加入が発表されました。8月にオーディションがありましたが、それまではどのような準備をされていたのでしょうか? Mari:オーディションの約2年前から本格的に準備を始めました。ダンスはもちろん、それ以外の部分も。大学生の頃はアメリカに住むなんて考えていなかったので。英語も中学校の教科書を買って文法から始めたり。あとは、どんな生活用品があったらいいとか、NFLのチアリーダーをされていた大学の先輩や、大学卒業後に日本で活動していたチーム(Tokyo Girls)の柳下さんというコーチに質問していました。柳下さんはダンサーとしてNFLとNBAを経験されているので。 ――日本のダンスチームとアメリカのダンスチーム、ここが違うみたいな点はありますか? Mari:良し悪しということではないのですが、やっぱりNBAは規模が大きいし全部がすごい。ダンサーとしては、あんなに大きな舞台で大勢のファンが盛り上がっている中で踊れるというのは感慨深いです。ダンサーとしての夢でしたから。 ――初めてチェイス・センターのコートに立たれた時はいかがでした? Mari:日本では新型コロナウイルス感染対策の影響もあって、声出しがNGという環境にいました。なので、チェイス・センターではみんなが立って盛り上がって応援してっていう状況が本当に異次元のように感じられましたね。 ――1シーズン通して最も印象的だった瞬間は? Mari:10月18日(日本時間19日)のオープニングナイトです。プレシーズンではベテラン数人がNBA Japan Games 2022に参加していたので、全員揃ってパフォーマンスできたのがこの日でした。もちろんプレシーズンもすごかったんですけど、全員で踊れた最初のステージはとりわけ印象に残っていますね。

インタビューを実施した世田谷区「池之上青少年交流センター」には、ウォリアーズ・コミュニティ財団と楽天の共同企画によって改修されたバスケットボールコートがある

試合の4時間前にはアリーナ入り

――試合がある日はどういったスケジュールになのですか? Mari:試合前は選手たちがコートでウォーミングアップするので、その前に私たちがコートでリハーサルをします。なので、試合が始まる4時間前にはアリーナに来ていますね。そこからストレッチをして、実際のコートで位置関係を確認しながらリハーサル。その後ロッカールームに戻って、着替えたりメイクしてもらったりしながら、ご飯を食べます。試合はだいたい3時間くらいなので、約7~8時間はアリーナにいますね。 ――試合のない日もイベントがありますね。 Mari:一番記憶に残ってるのは子どもたちにダンスを教えるイベントです。地元の子どもたち集めてダンスクリニックを開いたんですけど、そこで練習したダンスを実際に試合のハーフタイムで一緒に踊って。子どもたちにとって一生の経験だと思うので、携われて本当に良かったです。 ――ウォリアーズは人気選手も多く、西海岸のチームということもあって日本から観戦に訪れる方も多いと思います。 Mari:イベントの時などに話しかけて頂くこともありました。あとは踊っている時に客席を見て、もしかしたら日本からいらした方かも、と気づくこともあります。

試合は毎回楽しいし、慣れることなんてない

――ウォリアーズという組織全体について感じることはありますか? Mari:本当にすべてがプロフェッショナルということ。タイムアウト中のイベントも含めて、ファンを巻き込んでいくやり方は本当に一流だと感じます。全体の一体感がすごくて、席に座っている方すべてがファミリーという感じになるんです。本当に熱いファンがいっぱいいて、私も勝手に皆さんを家族のように感じています。そういったところがウォリアーズっぽいなって思いますね。 照明さんやフードを運んでくれる方なども含め、アリーナで働いてる全員からウォリアーズの一員だというプロフェッショナリズムを感じます。私もウォリアーズの一員として踊らせてもらえることに本当感謝でいっぱいです。試合は毎回楽しいし、慣れることなんてないですね。 ――Mariさんが現在に至るまで大切にしてきたものはありますか? Mari:謙虚でいたいと思っていました。謙虚とは「私なんて」ということではなく、自信を持つこと。その上でダンサーとして活動させてもらってることに、毎日感謝の気持ちを持っていましたね。練習場を使わせてもらっていることや素敵な衣装を着れていることとか、そうした所からです。謙虚さと同時に、しっかりチャンスを掴みたいとも思っていました。「これだけは譲れない」っていう部分はしっかり持っていたいですね。 ――Mariさんの活躍を見て世界に憧れを持つ子どもたちが増えたと思います。その一方で、日本人はどうしても自己アピールが苦手です。もしアドバイスを送るとしたら、どんな言葉をかけてあげたいですか? Mari:「これやりたい!」とか「これが私の夢!」って言えるようになったら、その夢にたどり着くためのすべてのちょっとした作業が楽しくなると思うんです。例えば私にとっては週に1回行く英会話。夢を持った瞬間、時間の捉え方や感覚が変わって、毎日がやりがいに満ちたものになっていく。そういうものに出会うためにいろいろ行動を起こしてチャレンジしたら、夢は叶うと思います。是非いっぱいチャレンジしてほしいですね。

「絶対チアがやりたい」と思った瞬間

――昔からそういったマインドの持ち主だったんですか? Mari:中学3年生の8月に、YouTubeでたまたま出てきたチアの大会動画を見たんですけど、その瞬間に「絶対チアがやりたい」って思ったんです。チアができる学校に進学するためにそこから受験勉強も頑張って。今思えば、NBAのダンサーになりたいって思った瞬間の感覚と一緒でしたね。 ちょっと疲れちゃったりとか、心が折れそうな時は誰にでもあると思います。私はモチベーションをずっと高めていられるように、ウォリアーズのダンサーの動画を毎日見たりしていました。ダンサーの顔だけ自分に入れ替えて、それをスマートフォンの待ち受け画像にしてみたり。とにかくモチベーションを高めることが一番大事だと思います。 ――今後新たに叶えたい夢はありますか? Mari:ウォリアーズのダンサーとして活動させていただくことで、本当に夢が広がりました。例えば子どもたちに振りを作って教えたりとか、そういう活動が楽しいって思えたり。これまでのダンスのキャリアを活かして、今度はみんなに夢を与えたいですね。


Mariさんは、8月10日(木)~13日(日)に代々木第二体育館で開催される「Sun Chlorella presents World University Basketball Series 2023」のハーフタイムショーでパフォーマンスする特別ダンスユニット「A BETTER FUTURE TOGETHER Dance Crew」に関して、振り付けを担当する。ウォリアーズで積み重ねた経験があったこそ生まれる振付を通して、日本の未来のチア・ダンサー界を盛り上げていくに違いない。

Mariさんが振り付けで携わる「A BETTER FUTURE TOGETHER Dance Crew」のパフォーマンスも注目だ

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