ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、プレイヤーオプションを破棄して無制限のフリーエージェント(FA)になるようだ。グリーンのエージェントを務めるクラッチ・スポーツのリッチ・ポールCEOの話として、現地のメディアが報じている。グリーンはもしオプションを行使していれば、来季は2750万ドルを受け取ることができた。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、グリーンのオプション破棄について、「我々は引き続きゴールデンステイトと話し合い、あらゆる選択肢を検討する」というポールCEOの言葉を紹介している。 新たにウォリアーズのGMとなったマイク・ダンリービーJr.は、グリーンの引き留めに前向きだ。「スティーブ(カーHC)も言っていると思うが、ドレイモンドの復帰を心から望んでいる。最高のレベルで勝とうとしているなかで、彼の存在が組織とチームにとって何を意味するかを考えた時、私たちには彼が不可欠なのは明白」とコメントしている。 オーナーのジョー・レイコブも、「彼は私たちにとって素晴らしい選手だった。彼がいなければ、これまでの優勝はなかった。ここでは誰もがそれを理解していると思う。彼はこのフランチャイズにとって大きな意味を持っている。彼は少し物議を醸す選手かもしれない。それは分かっている。ただし、善が悪を圧倒するということを私は言いたい」と振り返っている。 33歳のグリーンにとって、今回が大型契約を結ぶ最後のチャンスになりそうだ。ウォリアーズは引き留めに前向きのなか、無制限のFAとなったグリーンにはどのようなオファーが提示されるのだろうか。