ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズを勧誘していると報じられている。『The Athletics』のシャムズ・シャラニア記者や『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者らがレポートしている。アービングは今季終了後、無制限のFA(フリーエージェント)となる。 アービングとジェームズはクリーブランド・キャバリアーズ時代に共闘した過去があり、現在でも一緒にプレイしたいと考えているという噂は絶えない。アービングがレイカーズのホームへ出向き、コートサイドでプレイオフを観戦していたこともその噂に拍車をかけている。 アービングはマーベリックスで、自身とジェームズ、そしてルカ・ドンチッチのビッグ3を形成したいと考えているようだ。 ただし、仮にジェームズに移籍の意思があったとしてもサラリーキャップの問題が立ちはだかる。FAのアービングが大幅な減給を受け入れ、ジェームズも契約をバイアウトした後に安価で契約を結び直すことが最も簡単な方法だろうが、現実的なアイディアではないだろう。また、来季年俸が4690万ドルのジェームズとのトレードで釣り合うアセットをマーベリックス側が提供することも決して容易ではない。 そもそもジェームズにマーベリックス移籍の意思がなければ何も始まらない。来季の現役続行について濁すような発言をしていた以上、現段階で移籍を検討することはないと考えられる。 ジェームズのマーベリックス入りが叶わなかった場合、FAのアービングはどのような決断を下すのだろうか。