ダラス・マーベリックスのニコ・ハリソンGM(ジェネラルマネージャー)が、今季途中にトレードで獲得したカイリー・アービングの残留について楽観視していることを明かした。チームにとってアービングの再契約はオフの最優先事項とされているなか、ハリソンGMはアービングとの会話のなかで「彼がここにいたいと思っていることに自信がある」と語っている。 「彼がここでどう感じているか、どう評価されているか、どう受け入れられているか、自分らしくいることを許されているか、そういうことを一貫して言っていたと思う」と、ハリソンGMはアービングと会った翌日にコメント。ハリソンGMはチームとして、アービングの期待に応えられる自信があるということなのかもしれない。 アービングは今季終了後にフリーエージェントとなる。マーベリックスとは5年最大2億7200万ドル、別のチームとは4年最大2億200万ドルで契約することができる。金銭面を観れば、マーベリックスとの再契約がアービングにとって最もメリットがある状況となっている。 アービングが加入したにもかかわらず、マーベリックスはプレイイン・トーナメント出場を逃した。それでもチームは、アービングとルカ・ドンチッチを軸に優勝を狙えると確信している。ドンチッチは一時トレードを希望していると報じられたものの、後に本人が「ここに居られてハッピーだ。心配はいらない」と噂を否定している。 アービングはチーム加入以降、FAの動向についてコメントすることを避けているが、来季以降もドンチッチとともにマーベリックスで頂点を目指す道を選ぶだろうか。