セルティックスの大黒柱ジェイソン・テイタムは“ラストショット”にこだわらず「僕にエゴはない」

ボストン・セルティックスはすでにプレイオフ進出を決め、2007-08シーズン以来となるリーグ優勝を目指す。チームのエースにはジェイソン・テイタムが君臨するが、勝負を懸けた決勝シュートを撃つことにこだわりはないという。『ボストン・グローブ』のゲイリー・ウォッシュバーン記者が伝えた。 日本時間3月19日(現地18日)に敵地で行われたジャズ戦、セルティックスは117-118で迎えた第4クォーター残り1.1秒、この日15得点(フィールドゴール4/12、3ポイント3/8、フリースロー4/6)のテイタムではなく、チームトップの23得点(フィールドゴール8/16、3ポイント7/12)を挙げていたグラント・ウィリアムズにラストショットを託した。 しかし、スローインを受けてゴール下でシュートを狙ったウィリアムズはジャズのウォーカー・ケスラーにブロックされてしまい、逆転できずに敗れてしまった。 テイタムは6年目の今季、キャリアハイの平均30.0得点、8.9リバウンド、4.7アシストとシーズンMVPの活躍を見せているが、ウォッシュバーン記者がジェイレン・ブラウンらほかの選手がホット(好調)で、自分がそうではない日に、ゲームを決める勝負のシュートがほかの選手に委ねられることをどう思うか尋ねると、このように答えたという。 「僕はそれでいい。僕にエゴはない。ただ勝つためにやっている」 “無欲”のエースは、チームを勝利に導くために自らのすべてをゲームに注ぐ。

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