ニューオリンズ・ペリカンズと、かつてクリーブランド・キャバリアーズでGM(ゼネラルマネージャー)をした経験を持つデイビッド・グリフィン氏との間でGMの契約が合意に至ったようだ。 グリフィン氏は、ペリカンズのデル・デンプス前GMの仕事を引き継ぐこととなる。ペリカンズのGMとして9シーズン目を迎えていたデンプス前GMは、今年1月下旬にアンソニー・デイビスがトレード要求を出した数週間後に解雇された。 今回のニュースを最初に報じたESPNは、「グリフィン氏の最初の仕事は、デイビスの引き止めだ」とコメントした。グリフィン氏は、アルビン・ジェントリーHC(ヘッドコーチ)の進退についても決断する必要がある。ジェントリーHCの契約はあと2年残っている。 グリフィン氏は、今シーズン33勝49敗に終わったペリカンズを立て直す必要がある。彼は、もしかするとデイビスをトレードして高順位のドラフト指名権を得るかもしれない。ペリカンズは、現地5月14日のNBAドラフト・ロッタリーで25%の確率で上位4位までの指名権を手にする可能性も持っている。 ペリカンズは、トレード要求をしているデイビスの処遇の他にも、今オフにフリーエージェントになるジュリアス・ランドルとエルフリッド・ペイトンの契約についても考えなくてはならない。