日本時間11月6日（現地5日）、ブルックリン・ネッツはシャーロット・ホーネッツと敵地で戦い98－94で勝利。今季初の連勝をマークした。 この一戦で輝きを放った1人が渡邊雄太（ネッツ）だ。23分コートに立ち、3ポイント2本の含む8点、3リバウンド、3アシスト、2スティール、1ブロックを記録。コートにいる間の得失点差±10は、ケビン・デュラントとキャム・トーマス（＋13）に次ぐものだった。そんな渡邊の活躍を、デュラントが試合後の会見で絶賛している。 「彼はチームにサイズとシュート力、そして機動力をもたらしてくれる。いつも正しい位置取りをしていて、何より常に全力だ。ミスが出たらお互いをカバーするが、そういった場面で彼は何度も頑張りを見せてくれる。それに今は自信をもってシュートを打てているね。彼が4～5番でプレイしてくれるからスモールラインナップが組めて、より柔軟に戦うことができるんだ」 さらに、渡邊のこれまでのキャリアについても言及し、「努力を続けてきた選手」と評した。 「雄太の活躍は本当に嬉しいよ。努力を続けてきた選手だからね。素晴らしいチームでのプレイ経験もある。トロントでは勝つために必要なことを学んだと思う。彼がいてくれてよかったよ」 このホーネッツ戦では、勝利を決定づけた試合最終盤のデュラントのジャンプシュートを見事なスクリーンで演出していた渡邊。今季は9試合に出場し、平均17.2分プレイして5.9点、2.7リバウンド、FG成功率61.8％、3ポイント成功率57.9％をマークしている。チームの大黒柱でリーグ最高級のスコアラーから全幅の信頼を寄せられる渡邊は、ネッツ浮上のカギを握るキープレイヤーと言っても過言ではないだろう。