日本時間7月6日(現地5日)、ポートランド・トレイルブレイザーズのジョディ・アレン会長が、チームの売却を否定する声明を発表した。アレン会長はNFLシアトル・シーホークスの会長も務めている。 「ポートランド・トレイルブレイザーズとシアトル・シーホークスの会長として、私の長期的な焦点はコミュニティが誇れるようなチャンピオンシップチームを築き上げることです。兄ポールと同様に、私たちのリーダーやコーチたちがコートやフィールドの内外で結果を残し、勝てるチームを築くと信じています」 「以前も述べているように、どちらのチームも売りに出してはおらず、そうした話し合いも行なわれていません」 「ポールが財産の大部分を慈善事業につぎ込む計画を立てていることを踏まえると、方針が変わる時が来るかもしれません。ただし、これだけの規模と複雑さのある財産を縮小していくには、10年から20年かかる可能性があります。チームの売却に関して事前に決めているタイムラインはありません」 「それまでは、私もチームも勝つことに集中しています 」 ブレイザーズは、マイクロソフトの共同創設者であるポール・アレンが1988年にチームを買収。熱心なNBAファンとして知られコートサイドで観戦する姿がしばしば見られたが、2018年に他界した後は妹のジョディがオーナーを引き継いでいた。 その後、たびたびチーム売却の噂が浮上し、最近ではナイキの創設者であるフィル・ナイト氏が20億ドル以上で買収を申し出たと報道されていた。