カイリー・アービングがネッツと延長契約を結べなかった場合、サイン&トレードを希望か

ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、チームを離れる可能性を示唆したようだ。関係者が『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者に語った話によると、アービングはネッツと延長契約を結べなかった場合、サイン&トレードを検討してほしいと考えている行先のリストを作っているという。 そのリストには、ロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ニューヨーク・ニックス、マイアミ・ヒート、ダラス・マーベリックス、フィラデルフィア・76ersの名前が含まれるという。 いずれのチームもFAとしてアービングを迎え入れるサラリーキャップの余裕はないため、サイン&トレードでしか獲得の手段はない。また、一部のチームはアービングの獲得に興味がないとも言われている。 プレイヤーオプションを所持するアービングは、日本時間6月30日(現地29日)までに4年契約の最終年となる来季の契約(3690万ドル)を行使するか否かを決めなければならない。もし行使すれば今年7月、破棄すれば2022ー23シーズン終了後にフリーエージェントとなる。 アービングとしては今季終了後から延長契約を望むコメントをしており、第1オプションはブルックリンに留まることだろう。仮に延長契約を引き出せなかったとしても、サイン&トレードを希望しているのは、自身に代わる見返りをチームにもたらそうという気持ちの表れなのかもしれない。 はたしてアービングとネッツには、どのような未来が待っているだろうか。

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