ネッツ、カイリー・アービングがプレイヤーオプション破棄の場合はサイン&トレードを画策か

ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは、今オフにプレイヤーオプションとなり、その去就が注目される。オプションを破棄して無制限フリーエージェントになった場合、サイン&トレードが選択肢として浮上するようだ。『SNY』のNBAインサイダーであるイアン・ベグリー記者が伝えた。 NBA11年目、ネッツ所属3年目となった今季、アービングはケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン(現フィラデルフィア・76ers)とのビッグ3を中心とした“スーパーチーム”でリーグ優勝を目指すはずだった。しかし、新型コロナウイルスのワクチン未接種で拠点を置くニューヨーク市での公式戦に出場できず、チームからも離脱。アウェーゲーム限定の“パートタイム・プレイヤー”としての合流が認められたのは、今年1月に入ってからだった。 日本時間3月9日(現地8日)のシャーロット・ホーネッツ戦で50得点、3月16日(同15日)のオーランド・マジック戦では今季リーグ最多タイの60得点を記録。3月下旬にはニューヨーク市のワクチン接種ルールの緩和によってホームゲーム出場が可能となり、最終的にレギュラーシーズン29試合に出場してキャリアハイタイ平均27.4得点、5.8アシスト、3ポイント成功率41.8%の成績を残した。 プレイオフ1回戦で敗退となり、来シーズンに向けての去就が注目されるアービング。本人は「どこにも行くつもりはない」とネッツにとどまる意向を示していたが、ベグリー記者は、「カイリーの未来」と題した項目で今夏の動きを推察している。 「アービングを移籍させようとした場合、ネッツに多くの選択肢はない。いくつかのチームは、アービングが今オフはネッツに残ると予測している。しかし、アービングが来シーズンの3750万ドル(約47億7000万円)のプレイヤーオプションを破棄した場合、アービングとネッツの交渉は興味深いものになるだろう」 「ネッツはアービングと長期契約を結ぶことを望まなかったとも言われる。アービングがプレイヤーオプションを破棄すれば、ネッツはサイン&トレードにオープンになるとそのほかのNBAチームは考えている。プレイヤーオプションを破棄した場合、最も可能性が高いのはネッツとの再契約。アービングはサイン&トレードに同意する必要があり、ネッツはトレードの見返りが理にかなっているか見極めるだろう」 ネッツ残留か、それとも他チームへの移籍か。アービング、そしてネッツの決断に熱視線が注がれている。

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