ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルは、同じく二枚看板を担うルディ・ゴベアとともにトレード候補に挙がっている。『Sports Illustrated』のブレット・シーゲル記者によれば、ミッチェルがトレード市場に出るとなれば、かねてから噂のあるニューヨーク・ニックス以外に、マイアミ・ヒートとアトランタ・ホークスも手を挙げるだろうと推測している。 リーグトップクラスの得点力を誇るミッチェルは、NBAに加入した2017-18シーズンから5年連続で平均20得点以上を記録。今季はレギュラーシーズン67試合に出場して平均25.9得点、5.3アシスト、3年連続でオールスター出場を果たした。 プレイオフ1回戦でダラス・マーベリックスにシリーズ成績2勝4敗で敗れ、シーズンが終了したジャズ。直後には、ゴベアが自分かミッチェルをトレードに出すように要求するという噂が米メディアで大きく取り上げられた。 ミッチェルはニックスへのトレードの可能性が報じられているなか、シーゲル記者は「ドノバン・ミッチェルはニックスでプレイするという案に反対していないが、ニックスのオーナーであるジェームズ・ドーランの一番のファンではない」と触れ、ニックス以外の候補2チームを挙げている。 「リーグのほぼ全チームがミッチェルのトレードに関心を示すが、ニックス以外にはマイアミ・ヒートとアトランタ・ホークスが興味を持つチームだ。ヒートには有望な若手タイラー・ヒーローや、年俸額を調整するための要員（ダンカン・ロビンソン）がいる。ホークスには多くのタレントがいて、トレイ・ヤングとミッチェルのバックコートは信じられない破壊力だ」 ミッチェルとゴベアのコンビは解消となるのか、今オフの注目ポイントになるのは間違いない。