NBA公式の本格カード型シミュレーションゲーム『NBA RISE TO STARDOM』と「NBA Rakuten」が共同で制作した番組「NBA RISE特番:挑戦編」が、NBA RakutenのYouTubeチャンネルにて5月24日より配信された。 この特別番組にはNBAアナリストの佐々木クリスさん、ゲーム好きとしても知られるモデルの貴島明日香さん、そしてお笑い芸人コンビのカミナリが出演。盛り上がりを見せた収録が終わった直後に、クリスさんと貴島さんの2人にインタビューを実施し、ゲームの感想や、NBAの魅力などを語ってもらった。
――クリスさんは昨年のリリース当初からゲームに関わっていますが、ゲームをプレイしてみた本作の印象は? 佐々木クリス(以下、クリス):僕はトレーディングカードを子どもの頃に集めていたこともあり、自分の好きな選手をたくさんコレクションできるというコレクター魂がくすぐられます。それと同時にNBAのコートで普段見ているスーパープレイも味わえるというところで、リリース以来本当に楽しませてもらっています。いつもは隙間時間に1人でやるんですけど、こうやってみんなでやるのも楽しいなというのは改めて感じました。 ――貴島さんはゲーム配信をよく行っていますが、ゲーマー、実況者の目線から感じた本作の印象は? 貴島明日香(以下、貴島):私はNBAに関して全く詳しくないんですけど、1つのゲームとしてすごく面白いなと思いました。選手の特性がしっかり反映されていて、それが監督によって引き出される能力が変わったりとか、そういうバランスを考えてスタメンを選ぶのは、ゲーマーからするととても心がくすぐられるようなゲーム性だなと思いました。 ――収録内でNBAの映像が流れていましたが、その中で貴島さんは気になった選手はいましたか? 貴島:逆転劇で見た2人の選手。スター選手同士が点数を取り合って……。 クリス:ケビン・デュラントとヤニス・アデトクンボですね。 貴島:はい、そうです! あの2人の選手の試合映像がとても面白かったです。 ――ゲーム内でどういったプレイをやってみたいですか? 貴島:今日みんなでやった試合みたいに、逆転するかどうかの土壇場の場面で、どうやって選手の能力を引き出すかを考えるのがすごく楽しいなと思いました。 クリス:結構知性的なゲームですよね。 貴島:そうですね。考えることがたくさんありますし、選手の知識も深掘りしていって考えるのも楽しいなと思いました。NBAを知らなくても、このゲームから入ってNBAを観ようというきっかけになったり、その逆もあるなと思いました。
――クリスさんがチームを作るなら、絶対に入れたいと思う選手は? クリス:1人ですか?(笑) たぶんレブロン・ジェームズから始まるのかなと思います。僕が1人のリポーター、解説者になってから初めて現地で観たNBAファイナルが、レブロン・ジェームズが在籍していたマイアミ・ヒートと、ケビン・デュラント擁するオクラホマシティ・サンダーでした。当時からNBAの顔として活躍していましたけど、バスケにかける並々ならぬ思いやコート上の立ち居振る舞い、“キング”としての堂々たる姿も含めて、“神様”(マイケル・ジョーダン)と肩を並べる選手だなと思います。 ――貴島さんはこれまでバスケットボールとどんな関わりがありましたか? 貴島:バスケットボールは学校の授業でやっていたくらいです。身長が高いのでバスケットボール部に勧誘はされたんですけど、結局入らなかったんですよね(笑)。でも、今日この収録があるということで、入っておけばよかったなと思いました(笑)。こんなに奥深いものとは思わなかったので。 クリス:そんな貴島さんに「バスケってこんなに奥深いんだ」って思ってもらえるだけでも、このゲームはすごいなって思いますね。 貴島:実際に目の前で試合を観たわけじゃないくて、ゲームを通して1試合を観ただけですけど、それでも楽しかったです。解説の盛り上がりが(実際の試合と)全く同じでしたし。 クリス:僕が一番苦労するのは、「NBAって背が高い人が行くんでしょ」とか、「ジャンプ力が高い人が1番すごいんでしょ」とか、食わず嫌いされることもあるんですよね。常人離れした人しかいないから、「そもそもバスケじゃないじゃん」みたいなことが日本の中にもあるんですけど、貴島さんのように「バスケってこんなに攻防に駆け引きがあるんだ」っていうのをゲームで知ってもらえるっていうのは、以前も話したんですけど、僕の仕事がゲームに取られているなって(笑)。でも、すごく嬉しいです。
――クリスさんは本作の日本語実況を担当されたそうですが、印象に残っているフレーズや聞いてほしいフレーズがあれば教えてください。 クリス:すごく光栄なことで、本当に感謝しています。手前味噌なのですが、自分が解説しているときに使うフレーズもいくつか盛り込ませていただいて、その中でも結構ファンの皆さんが面白がってくれている「超絶ですね」とか、実況の方の合いの手として「おっしゃる通りですね」という、自分のちょっと口癖みたいなのがあるので、そういうの入れたりしました。 その中で一番のお気に入りは「相手に代償を払わせるショットでしたね」。これはバスケの攻防のエッセンスがすごく入っていて、自分もよく使う言葉なんです。駆け引きの中で、相手がやってきたことにしっかりダメージを与えられたか、というのは大きなポイントなので、この言葉を入れさせていただいたのはすごく嬉しかったですね。自分で動画も撮っちゃいました(笑)。 ――貴島さんをきっかけに、本作やNBAに興味を持ってくれる視聴者に向けて、番組の見どころやメッセージをお願いします。 貴島:私みたいにNBAを全く知らないという方でも、本当にゲームとして楽しめるものだと思っています。収録ではカミナリさんやクリスさんと、わちゃわちゃみんなでゲームを楽しんでプレイできたと思うので、普通にゲーム実況を観る感覚で観ていただきたいです。