シャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールはNBA2年目の今季、75試合に出場して平均20.1得点、7.6アシスト、1.6スティール、3ポイント成功率38.9%を記録し、オールスター初出場も果たした。将来が嘱望される逸材に関して、NBAアナリストは将来的なロサンゼルス・レイカーズ移籍の可能性を予測している。 2020年のドラフト全体3位指名でNBA入りしたラメロ・ボールは今季、平均得点でマイルズ・ブリッジ(平均20.2得点)に次ぐチーム2位、アシストで同1位、リバウンドで同3位と主力の一角として活躍。チームは43勝39敗でレギュラーシーズンをプレイイン・トーナメント圏内の10位で終えたが、9位(43勝39敗)のアトランタ・ホークスに103-132で敗れ、シーズン終了となった。 プレイオフ出場を逃し、近い将来、ラメロ・ボールがホーネッツを離れる可能性があると考える人もいるようだ。2002年のドラフト2位指名でシカゴ・ブルズ入りするも、ルーキーイヤー後にバイク事故に遭い、結局プロキャリア1年で現役を引退したアナリストのジェイ・ウィリアムズは『ESPN』の番組『First Take』で、自身の見解を述べた。 「ラメロ・ボールは5年目まである3年だろう? レブロン・ジェームズは3年後に何歳? 40、41歳? 重要な転換期にある。ラメロ・ボールを見ていると、パープル&ゴールド(レイカーズの愛称)しか思い浮かばない。彼の装い、ゲームのスタイルを含めてね」 「(ホーネッツのオーナーである)マイケル・ジョーダンは、ドラフト指名に関して疑問視され続けてきたが、ラメロ・ボールに関しては正解だった。ザイオン(ウィリアムソン)のような逸材でさえ、チーム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)に留まるとは限らず、ニューヨーク・ニックスとのトレードの話も出ている。ラメロ・ボールはほぼ“歩くトリプルダブル”だ。彼は1000%、さらに成長していく。シャーロットでフィットしてないと判断されたら、LAに行ってもおかしくない」 兄のロンゾ・ボール(シカゴ・ブルズ)はレイカーズでプレイした経験があるが、果たして弟のラメロ・ボールが名門レイカーズのユニフォームを身に纏う日は訪れるのだろうか。