レブロン・ジェームズは「MVPに値する」とレイカーズHCが言及「彼以上に良いシーズンを過ごしている選手はいない」

ロサンゼルス・レイカーズは、シーズン最終盤でウェスタン・カンファレンス10位(31勝42敗)とプレイイン・トーナメント進出の当落線上にいる。それでも、フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は大黒柱のレブロン・ジェームズがシーズンMVPにふさわしいと考えているようだ。『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が伝えた。 ジェームズはNBA19年目の今季、腹部の張りや左膝痛の影響で計19試合を欠場。ただ、出場した試合ではリーグトップの平均30.0得点、8.2リバウンド、6.3アシスト、1.3スティール、1.1ブロック、フィールドゴール成功率52.3%とハイパフォーマンスを見せ、通算得点でカール・マローンを抜いて歴代2位に浮上、プレイオフを含めた通算得点ではカリーム・アブドゥル・ジャバーを超える新記録を樹立するなど、“キング”らしさを発揮している。 今季のMVPレースは、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)やニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)らが議論の中心で、ジェームズの名前はほとんど挙がらない。そんな実情に対し、ボーゲルHCは「彼はリーグの誰よりもMVPに値する」と見解を述べる。 「(MVPの)投票がどのように行われるかは知っている。リーグ最高勝率、あるいは上位のチームから候補が輩出されてきたから、勝敗成績はおそらく彼(の選考)に影響を与える。でも、今年レブロン・ジェームズ以上に良いシーズンを過ごしている選手はいない」 チームが大きく負け越しているジェームズが少なからず劣勢なのは間違いないが、果たして2021-22シーズンのMVPは誰が受賞するのだろうか。

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