ワシントン・ウィザーズは日本時間3月20日(現地19日)、本拠地のキャピタル・ワン・アリーナでロサンゼルス・レイカーズに127-119で勝利した。シーズン途中にトレードで加入したクリスタプス・ポルジンギスは、対戦した元同僚カーメロ・アンソニーに思いを馳せた。 ポルジンギスはNBA入りした2015-16シーズンから2年間、ニューヨーク・ニックスでアンソニーと共闘。その後、アンソニーはオクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、レイカーズと渡り歩き、ポルジンギスもダラス・マーベリックスを経て、今年2月にウィザーズの一員となった。 今回の直接対決では、スタメン出場のポルジンギスがチームトップの27得点を挙げたのに対し、シックスマン起用のアンソニーは13得点だった。 ポルジンギスはレイカーズ戦後、「カーメロ・アンソニーは僕の一生のブラザーだ」と兄貴分への思いを語った。 「僕がニックスにいた時、いろいろお世話になった。たくさんのことを教えてくれた。『アンソニーの真似をしていた』とインスタグラムに投稿したことがある。彼のヘアスタイルのコーンロウまで真似していた。僕は彼からすごく影響を受けた。そんな彼と同じチームでプレイできたことも最高だった。だから彼と対戦するのはいつも楽しい」 「10~12歳くらいの頃、兄弟と誰が一番髪を伸ばせるかチャレンジしたんだけど、結局髪を伸ばしたのは僕だけだったんだ。当時、AI(アレン・アイバーソン)やカーメロみたいになりたかったから、同じコーンロウをやったんだ(笑)」 アンソニーとともに戦った2年間は、ポルジンギスにとっても大きな経験となっているようだ。