ゴールデンステイト・ウォリアーズは日本時間3月19日(現地18日)、左足の靭帯を痛めて無期限離脱となったエースのステフィン・カリーが2週間後に再度検査すると発表した。 カリーは3月17日(同16日)のボストン・セルティックス戦、第2クォーター残り4分19秒にルーズボールを争った際、飛び込んできた相手のマーカス・スマートと衝突し、左足を負傷。わずか3得点(フィールドゴール1/4、3ポイント1/4)でコートをあとにしていた。 ウォリアーズの発表によれば、MRI検査の結果、左足靭帯の挫傷と診断。2週間後に改めて検査を受け、状態が判断されるという。 今季リーグ12位の平均25.5得点を挙げているカリーの離脱は、ウェスタン・カンファレンス3位(47勝23敗)につけるチームにとって痛手だ。スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、理想としてカリーにレギュラーシーズン残り数試合をプレイしてもらい、“試運転”をしてからポストシーズンに臨んでほしいと考えているようで、『ESPN』のケンドラ・アンドリューズ記者が指揮官のコメントを伝えている。 「最悪の事態ではなくて安心している。(4月16日から始まる)プレイオフの数試合前に戻ってくることを望んでいるが、どうなるか様子を見ていくしかない。(選手が)完璧に健康なことなんて滅多にない。ステフ(カリー)はこの期間に充電できる。すべてがうまく行くと考えるなら、プレイオフへの準備ができるし、チームとしても彼が不在のなかで戦うことを学ぶチャンスがある。これはのちのち、きっと役に立つだろう」 ウォリアーズが2017-18シーズン以来の優勝を果たすうえで、カリーの状態はキーファクターとなるのは間違いない。