日本時間2月16日(現地15日)、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、128-119で勝利したインディアナ・ペイサーズ戦で50点をマークした。アデトクンボは36分プレイし、フィールドゴール17/21(81.0%)、3ポイント2/3(66.7%)、フリースロー14/18(77.8%)と高確率でシュートを沈めている。アデトクンボの50点超えは、優勝を決めた昨季のNBAファイナル第6戦以来。レギュラーシーズンでは2019年11月以来となる。 なお、50点以上を記録した試合でのフィールドゴール試投数としては、1980年のエイドリアン・ダントリー(当時ユタ・ジャズ/17本)、1994年のウィリー・バートン(当時フィラデルフィア・76ers/19本)、2021年のデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ/20本)に次ぐ、歴代4番目の少なさだった。バックスのマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)も、「彼は特別。21本のシュートだけで50点取るなんて想像できないよ」と脱帽していた。 この日のアデトクンボは得点だけでなく、14リバウンド、4アシストも記録。50点、10リバウンド、FG成功率80%以上を達成したのは、ウィルト・チェンバレン(元ロサンゼルス・レイカーズほか/4回)、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)に次ぎ、史上3人目の快挙である。 バックスは18日(同17日)に、地元ファイサーブ・フォーラムでフィラデルフィア・76ersと対戦する予定だ。