ロサンゼルス・レイカーズは、今シーズンにおいて最も期待を裏切っているチームの代表格だ。ウェスタン・カンファレンス9位(26勝30敗)とプレイイン・トーナメント進出も危惧されるような状況に、フランチャイズOBのジェームズ・ウォージーも嘆いている。 レイカーズのロスターを見れば、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードとベテランスターが揃う強力な陣容だ。しかし、ジェームズとデイビスが怪我で長期離脱し、ウェストブルックもアジャストに苦戦した影響で波に乗れていない。 1月下旬に3連敗を喫し、2月に入っても日本時間9日(現地8日)のミルウォーキー・バックス戦、翌10日(同9日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦と連敗。借金は今季ワーストの「4」に膨れ上がり、優勝どころかプレイオフ進出も危うい状況だ。 現役時代にリーグ優勝を経験しているフランチャイズOBのウォージーは、『Spectrum SportsNet』で古巣に厳しい見解を突きつけている。 「今まで見てきたレイカーズの中でも最低だ。もうこれ以上の言葉はない。勝つべき試合で勝てない。今、チームは強烈なウイルスに侵されている。何が薬かも分からない。ペイント内(40-58)とファーストブレイク(4-28)で多くのポイントを許し、ブレイザーズに敗れたのは本当に深刻だという証だ。とにかく今夜の試合はチームにとって最低だった」 トレード締め切りまでに動きもなく、現在の陣容でシーズン終盤戦に向かうレイカーズだが、この苦境を抜け出せるだろうか。