ニューオーリンズ・ペリカンズとポートランド・トレイルブレイザーズとの間で、選手7人とドラフト指名権3つが絡んだトレードが合意されたようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者や『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者らがレポートしている。 トレードの詳細は以下の通り。 ■ペリカンズ獲得 CJ・マッカラム ラリー・ナンスJr. トニー・スネル ■ブレイザーズ獲得 ジョシュ・ハート トーマス・サトランスキー ニキール・アレクサンダー・ウォーカー ディディ・ルーザダ 2022年ドラフト1巡目指名権 将来のドラフト2巡目指名権(2つ) 『ESPN』のアンドリュー・ロペス記者によると、2022年の1巡目指名権は順位が全体1位から4位だった場合はペリカンズに移譲されるという。なお、5位から14位であればブレイザーズへ、15位から30位ならシャーロット・ホーネッツへ渡されることになるようだ。 ブレイザーズは数日前にロサンゼルス・クリッパーズとトレードを行なったばかりで、その際にノーマン・パウエルとロバート・コビントンを差し出し、エリック・ブレッドソー、ジャスティス・ウィンズロー、キーオン・ジョンソン、将来のドラフト指名権を獲得。このトレードによってサラリーキャップに余裕を持たせ、積極的な補強に動きやすい状況を作っていた。今回のトレードが正式に決定すれば、その動きはさらに加速される。 ウォジナロウスキー記者によると、今後6910万ドルの契約が残るマッカラムをペリカンズへトレードしたことによって、ブレイザーズは今年のオフに最大6000万ドル級のサラリーキャップの空きを作ることができるという。各チームから獲得したドラフト指名権やフリーエージェントから有望な人材を獲得し、デイミアン・リラードを中心としたロスター再編に動くようだ。