NBAの2021-22シーズンは各チーム約50試合を消化し、後半戦に突入している。プレイオフ進出やアウォードの行方に注目が集まっていくなか、『ESPN』のデイビッド・ベアマン記者が『Caesars Sportsbook』のMVPオッズを紹介している。 現時点でシーズンMVPの“一番人気”は、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードで「+260」(3.60倍)。攻守万能7フッターは1月に平均33.8得点、10.7リバウンド、5.0アシスト、1.5ブロック、フィールドゴール成功率54.1%を記録するなど、好調をキープしている。このまま怪我なくシーズンを過ごせれば、最右翼なのは間違いないだろう。 2位はステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)の「+300」(4.00倍)、そしてヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が「+325」(4.25倍)で3位と続く。一時はトップに立ったカリーも、1月のシュートスランプで成績を落とし、その座を明け渡す格好となった。 トップ3以外では、昨季MVPに輝いたニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が「+400」(5.00倍)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)が「+1400」(15.00倍)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)が「+3000」(31.00倍)で続いている。 過去にMVPを2回受賞しているカリーとアデトクンボが巻き返すか、ヨキッチが史上13人目の2年連続MVPに輝くか、それともエンビードの初栄冠か。今後の熾烈な争いに注目が集まる。