日本時間1月24日(現地23日)、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが、この日行なわれたワシントン・ウィザーズ戦で51点、10リバウンド、7アシストを叩き出した。前半に31点、第3クォーター終了時点で48点を挙げる大爆発。50点超えはキャリア5度目で、3ポイントは9本沈めて見せた。 テイタムの活躍でチームも116-87で快勝しているが、このウィザーズ戦までの直近3試合、セルティックスのエースは3ポイントのスランプに苦しんでいた。3試合トータルで17本を放ち1本も決められず。しかし、当の本人はそこまで深刻に考えてはいなかったようだ。ウィザーズ戦後のコメントを『AP通信』が報じている。 「シュートを外している時は、自分の実力は分かっているから、時には笑い飛ばさなきゃいけない。ただシンプルにシュートを決められていないというだけなんだ。多くの試合をプレイしているんだからね」 なお、『StatMuse』によるとプレイオフを含めて50点、10リバウンド、5アシスト、3ポイント9本以上をマークしたのは、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)、ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)に次ぐ、史上4人目となった。スランプ脱出とともに歴史に名を残したテイタムは、ここからさらにペースを上げていくか。