クリス・ボッシュの背番号1番がヒートの永久欠番に

現地3月26日、クリス・ボッシュが着用した背番号1番の永久欠番式典が、マイアミ・ヒートのアリーナで行われた。 両手に優勝リングをはめたボッシュは、アメリカン・エアラインズ・アリーナの天井に掲げられた背番号1番のバナーを感慨深げに見上げ、会場に集まったファンに向けてスピーチを行った。 「私の名前、私のファミリー・ネームが掲げられました。そんな夢は実現しないと、私は言われ続けてきました。しかし、どんな夢でも叶えることができるのです。バナーに刻まれた4文字(BOSH)は、私の妻、子供、父、そして私の祖父の名前です。その名前は次の世代に引き継がれるだけではありません。我が父ジャックよ、私たちの名前は永遠にあの場所に掲げられるのです」 この式典は、ボッシュが13年のキャリアに幕を閉じた最後の試合から3年以上経った今年に実現した。彼は11回NBAオールスターに選出され、4回NBAファイナルに進出し、2回NBAチャンピオンに輝いた。彼の背番号は、アロンゾ・モーニング、ティム・ハーダウェイ、シャキール・オニールらのバナーの横に掲げられた。 バナーがお披露目される直前、パット・ライリー球団社長はボッシュのことを「永遠に、そしていつだって、彼はマイアミ・ヒートだ」と紹介した。 近年中に、ドウェイン・ウェイド、レブロン・ジェームズ、そしてユドニス・ハスレムの背番号がヒートの永久欠番に加わるはずだ。 この日の試合はプレーオフ進出争いをしているオーランド・マジックとの大一番だったが、エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は式典の日取りを変更しなかった。ウェイドやハスレムはもちろん、ヒートの現役選手全員がコート上でボッシュの式典を見守った。 式典でスピーチをしたウェイドは、ボッシュが『ロゼッタストーン』のCD教材でスペイン語を学んでいたこと、独学にも関わらず素晴らしいギタリストになったこと、そして、彼が良き父、良き夫になることを心の底から望んでいたことについて話した。 ウェイドはボッシュのことを「ビッグ3の時代を伝説に変えた男」と讃えた。 スポールストラHCは、プレーオフでインディアナ・ペイサーズに2勝1敗とリードされた日の話を語った。試合後の夜、両手にビールを持ったボッシュがスポールストラHCの部屋を訪れた。彼らは45分間ほど語り合ったが、バスケットボールのことは一切話さなかった。次の試合でヒートは勝ち、最終的にペイサーズを倒して次のラウンドに進んだ。 スポールストラHCは「我々のチームの文化を最も象徴するエピソードだ」とスピーチを締めくくった。 血栓が見つかったことにより2015年にコートを去ったボッシュは、ヒートのファンに向けて感謝の言葉を述べた。 ファンからチーム宛てに送られてきた何千通もの激励の手紙を、ボッシュは全て読んでいたのだ。 「皆さんの手紙を読んで、コートに復帰しようという勇気が湧いた。くじけそうになった時は、皆さんの手紙が私を勇気付けてくれました」 ボッシュは最後まで現役復帰を望んだが、ヒートは彼の健康を第一に考え、復帰を許可しなかった。両者は一時疎遠になったが、今ではお互いの考えを尊重し合う関係に戻っている。そして、ボッシュは永遠にヒートのファミリーとなった。 「これで、ようやく次のステップに進むことができます。色々と目まぐるしい日々でしたが、私たちはこの場所にいます。私はとても幸せです。私たちは手と手を取り合って人生の次のステップに進みます」

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