第8回MVPレース、ネッツのケビン・デュラントが5週ぶりにトップの座を奪回

NBAの2021-22シーズンは第9週に突入。『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者は、毎年恒例となっている“MVP査定”第8回版を発表し、5週ぶりにトップの座が入れ替わった。 1位に返り咲いたのは、ブルックリン・ネッツの大黒柱ケビン・デュラントだ。ネッツは7人が新型コロナウイルスのヘルス&セーフティプロトコルで欠場する台所事情。そのなかで、デュラントは日本時間12月13日(現地12日)のデトロイト・ピストンズ戦で51得点を叩き出し、ステフォン・マーブリー、ビンス・カーター、キャリス・ルバート、カイリー・アービングに次いでフランチャイズ史上5人目の50得点以上をマークした。 デュラントは「俺は特別なことはする必要はない。自分らしくいるだけだ」とエースとしての気概を見せているが、2019年に右足アキレス腱断裂を経験したなかで、平均37.0分出場と負担は増加。スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)も「それは重要なトピックだ。今のように彼に頼り続けられるかは分からない」と語っており、どこまでフル稼働が続くかが懸念される。 2位はゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが1位から後退となった。3ポイント成功数でNBA新記録を樹立した一方、左手骨折に苦しんだ2019-20シーズンを除けば、フィールドゴール成功率、3ポイント成功率はキャリアワーストのペース。その分、リーグ1位のディフェンシブ・レーティング(100.2)を誇るように守備で貢献している状況だ。 3位はデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが4位から浮上。ヘルス&セーフティプロトコル入りとなったミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが入れ替わりで4位へ。フェニックス・サンズのクリス・ポールが5位キープとなった。 そのほかでは、6位にドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)、7位にルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)、8位にザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)、9位にトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)、10位にレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が続いた。

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